猫がハンドクリームをなめるのは危険?猫がなめても安全なものはあるの?
ハンドクリーム好きの猫も多い
猫達のなかには、ハンドクリームをペロペロなめてしまう子が結構多いようです。
私の実家にいる4匹の猫達のなかにも、実は1匹います。
ハンドクリームを塗った手や、乳液やボディクリームを塗った顔や手足などを、必死になってなめようとするのです。
他の3匹は、そんなことしないのですが…。
人間だって口にしない、食べ物ですらないものですから、猫がなめたら良くないだろうと心配になりますよね。
ここでは、猫がハンドクリームをなめると危険な理由を解説しています。
ハンドクリーム好きの猫ちゃんがそばにいる方は、是非チェックしてみてくださいね。
猫がハンドクリームをなめると危険?
ハンドクリームや乳液などには、人間に害が無くとも猫にとっては有害な物質が含まれていることがあります。
特に注意すべき成分は『アロマオイル(精油)』です。
香り付けや保湿目的で、多くのハンドクリームにアロマオイルが配合されています。
猫はアロマオイルを分解できず、中毒を引き起こす恐れがあります。
例え少量でも、蓄積していってしまい、塵も積もれば山となります!
なかには猫に無害のアロマオイルもありますが、その判断は非常に難しいので、アロマオイル入りのハンドクリームは猫の口に入らないようにしましょう。
ほかにも、『防腐剤、香料、ハイドロゾール(精油生産時の水分)』などの成分があり、どれも猫への安全が保障されているものではありません。
ハンドクリームを塗った手を猫がなめたり、ハンドクリームを塗った手で猫を撫で、その後に猫がグルーミングしたりすると、どちらも結果的に猫の口にクリームが入ってしまいます。
猫の健康と安全の為には、ハンドクリームや乳液などはなめさせないようにするのが安心です。
まとめ
ハンドクリームや乳液を塗った手を好んでなめようとする猫は、結構多いです。
しかし、猫にとって有害な成分が入っている可能性があり、もちろん猫への安全性は保障されていません。
なるべくなめさせないように、クリームなどを手に塗った後はしばらく猫に触れないよう気を付けるか、手袋をするのがおすすめです。
保湿手袋・ナイトグローブなどの名前で、100均にも売っています。
猫の為だけでなく、もちろん自分の手のケアにもなって一石二鳥です。